本日も張り切ってお仕事。

布団の直し・丸洗い・枕に敷布団、
お仕事をいただきありがとうございました。

そんな中、『申し訳ありません』の話。

その1

夏用のちぢみ座布団カバーをお探しのお客様。

今、ちぢみの座布団カバーってあまり無いの。
代表だった「近江ちぢみ」は、
すっごく良いもんだったんだけど、現在織っていない。
本多快眠堂も、最後の『近江ちぢみ』の生地も数年前に終了。

今は、「甲斐ちぢみ」の生地になっている。
で、これも最近値上り。結構高いの。

お客様そんなことは知らないから、
昔の様に当たり前にあると思うし、昔の値段だと思ってる。
そりゃそうだよね。

でも、時代が変わってしまった・・・

物無いし、変わりは高いしで、あきらめることに・・・

本当に申し訳ございません。



その2

「家にある座布団の綿を使って、赤ちゃんの“円形”の布団を作って欲しい」と。

実は“円形”の布団や座布団ってめちゃくちゃ難しいの。
まず、丸く生地を縫うことが難しい。
で、丸く綿をキレイに入れるって超難しいの。
それで、赤ちゃんが寝る体勢を考えながら綿を並べていく。

もちろんお客様、インターネットで商品を調べてるから、
何となくイメージあるし、値段も知ってる。

だから、
「作れることはできるんですが、多分ネットで買った方がお安いと思いますよ」と。

まぁ、工場で適当に綿を詰めたものと、職人が仕立てたものでは、
出来上がりがまったく違うんで、比べる物ではないんですがね。

でもやっぱり高くなってしまうと申し訳ないので、
この話はお断りをさせていただきました。

本当に申し訳ございません。



「申し訳ない」という件が、2件も続いてしまい本当にすみません。

こういうこともありますが、
今後なるべくお客様のご要望にお応えできるよう努力していきます。